東芝のトルネオヴイコードレスVC-CLX50登場!VC-CL1700との違いは?

東芝から新モデルのコードレス掃除機VC-CLX50が登場しました。VC-CL1700の後継にあたるモデルですが、まずは新機能や主な変更点についてチェックしてみたいと思います。
床面センシング
床面にあわせてブラシの回転を制御する「床面センシング」が新たに搭載されました。
フローリングでは回転を遅くしてゴミのはじきを抑える、じゅうたんでは回転を速くしてゴミをしっかり掻き出すといった具合に床の状況に応じて運転をしてくれる仕様になっています。
はじき出してしまうようなサイズのゴミが吸えるかはヘッド前方の開口部の広さにも関係してくると思いますが、それほど回転の必要のないフローリングでは遅く、じゅうたんでは速くというのは「あれば助かるかもな」といった感じの機能です。
これで少しバッテリーの消耗も抑えられるといいのですが。
カートリッジ式バッテリーを採用
VC-CLX50からバッテリーがカートリッジ式に変更となりました。
バッテリーを本体に装着したままでも充電できますし、取り外した状態でも充電できますので生活スタイルに合わせた使い分けができます。
バッテリーを複数用意して使い分けということも可能になるでしょう。
軽量化と運転時間の増加
本体の質量は前モデルのVC-CL1700から0.3㎏軽い1kgになりました。大幅な軽量化に成功しています。
これにともなってスティックモード時の質量も1.8kgから1.5kgに。
そして軽量化したにも関わらず運転時間は増加しています。運転時間は5分長くなり、最長で35分(ヘッドを使用しない場合は40分)の使用が可能となりました。
VC-CLX50とVC-CL1700の違いを表で比較
次にVC-CLX50とVC-CL1700の違いを比較してみたいと思います。
VC-CLX50 | VC-CL1700 | |
運転時間 | 標準・約35分(ヘッド未使用時約40分) おすすめ・約25分 強・約10分 | 標準・約30分(ヘッド未使用時約35分) おまかせ・約8分~20分 強・約8分 |
充電時間 | 約2.5時間 | 約5時間 |
スティック時質量 | 1.5kg(本体1.0kg) | 1.8kg(本体1.3kg) |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 266×180×1058mm | 266×210×1060mm |
集じん容量 | 0.13L | 0.15L |
付属品 | スタンド ふとん用ブラシ 丸ブラシ すき間ノズル お手入れブラシ ACアダプター | ふとん用ブラシ 丸ブラシ すき間ノズル お手入れブラシ ACアダプター |
サイクロン部 | フィルターレスサイクロン式 サイクロン部のプリーツフィルターなし | フィルターレスサイクロン式 サイクロン部のプリーツフィルターなし |
センサー | 床面センシング:床面にあわせてブラシの回転を制御 | ゴミ残しまセンサー:ゴミの有無を光でお知らせ |
ヘッド | ラクトルパワーヘッド | ラクトルパワーヘッド |
VC-CLX50になり運転時間は5分伸びたのに充電時間は半分の約2.5時間とかなり改良されている様子がうかがえます。
質量は先ほども書いた通り0.3kgの軽量化に成功しています。ただし、集じん容量は0.2L減っています。
付属品に関してはスタンドが追加されたことで収納がしやすくなった感があります。
このほかセンサーに関しては従来のVC-CL1700はごみの有無を光で教えてくれていたのですが、VC-CLX50ではこれが廃止され、床面にあわせてブラシの回転を制御する機能が追加されました(さきほど書いた床面センシングの機能)。
わりと大きな変更のあったモデルといえる
こうして見るとVC-CLX50は運転時間や質量をはじめ変更点がけっこうあり、大きめのモデルチェンジが行われた機種と言えると思います。
いつもなら、「大きな変化が無いので安い方がおすすめ」なんて言ったりしますが、VC-CLX50に関してはスタンドの有無やバッテリーの取り外し、重さといった面を考慮して購入を検討すべきモデルです。自分のライフスタイルにこうした特徴がマッチするかでどちらのモデルを購入するか決めるべきでしょう。
「軽い方がいい」「掃除しない時は片付けておきたい」「スタンドが欲しい」といった人はVC-CLX50がおすすめです。