東芝VC-CL1600がデザインも新たに登場!VC-CL1500との違いは?

東芝からトルネオヴイコードレスの新モデルが登場しました。型番はVC-CL1600。VC-CL1500の後継にあたるモデルと言えるでしょう。
当サイトではVC-CL1500のレビューをしているのでこちらも参考にしていただければと思います。
SLANT(スラント)デザイン採用

まず見た目からして変化が見られます。ダストカップと延長管の位置関係が変わり、ダストカップからみて斜め上に延長管が来るような配置(従来は斜め下)のスラントデザインとなりました。

前モデルの写真とくらべてみると違いがよくわかると思います。
本体がコンパクトに握りやすさも改良
本体の体積を削減することに成功し、前モデルであるVC-CL1500から約15%体積が削減されているようです。
持ち手の部分は自由な位置で握ることのできる「らくわざフリーグリップ」を採用していますが、握ることができる部分が少し広がっているように見えます。
本体背面に滑り止めゴム採用
本体背面には壁に立てかけたときに滑りにくいように滑り止めのゴムを採用。最近のコードレス掃除機によく採用されていますが、東芝も採用してきたなって感じです。
バーティカルトルネードシステムが6気筒に
VC-CL1600には「バーティカルトルネードシステム」というものが採用されており、
- 6気筒の気流で微細な粒子まで分離
- 高速気流でゴミと空気を分離
- 強力な気流でゴミを約1/3に分離
という特徴がありますが、注目は気筒の数です。

VC-CL1500では8気筒だったのが6気筒に減っています。
これはどういうことなのか・・・気流制御がパワーアップして6気筒でも十分になったということなのでしょうか。
実際に使ってみて分離性能を試してみないと分からなさそうですね・・・
VC-CL1600・VC-CL1500基本スペック比較
両者の基本的なスペックも比較してみたいと思います。
VC-CL1600 | VC-CL1500 | |
連続運転時間 | 標準:約35分 おまかせ:約8分~20分 強:約8分 | 標準・約20~25分 おまかせ・約8分~20分 強・約8分 |
充電時間 | 約5時間 | 約5時間 |
集じん容積 | 0.15L | 0.2L |
質量 | 本体:1.3kg 延長管やヘッド含め:1.8kg | 本体:1.4kg 延長管やヘッド含め:1.9kg |
寸法 (幅×奥行×高さ) | スティック時:226×210×1060mm | スティック時:266×224×1030mm |
付属品 | ふとん用ブラシ 丸ブラシ すき間ノズル お手入れブラシ ACアダプター | ふとん用ブラシ 丸ブラシ すき間ノズル お手入れブラシ ACアダプター エアブローノズル 付属品用ホース 付属品収納バッグ 壁掛け用ホルダー |
センサー | ゴミ残しまセンサー | ゴミ残しまセンサー |
ヘッド | 自走式ラクトルパワーヘッド | 自走式ラクトルパワーヘッド |
やや使用時間が短いなという印象があったVC-CL1500ですが、VC-CL1600になって標準で約35分と10~15分運転時間が伸びました。他のモードでは変わらず。
充電時間は約5時間と少々眺めなのは変わりません。集じん容積は微妙に少なくなっていますが質量は0.1軽くなり軽量化が進んでいます。
またデザインの変更によって寸法にも変化が出ています。
付属品は、エアブローノズル、付属品用ホース、付属品収納バッグ、壁掛け用ホルダーが削られているようです。
エアブロー機能と壁掛けが無くなった!?
空気を噴出してサッシなどを掃除できるエアブロー機能は特徴的な機能の1つだったのですがメーカーのページを見てもエアブローの文字が見当たりません。付属品のエアブローノズルも削除されており、機能は廃止されたようです。
ユーザーの評価が芳しくなかったのでしょうか・・・エアブロー機能を求めている人は要注意です。

また、VC-CL1600は滑り止めゴムが採用されたからか壁掛け用ホルダーが付属しません。
壁掛けしたい人には残念な新モデルです。
運転時間や軽量化に魅力を感じるなら
というわけで比較をしてみたわけですが、性能アップした部分があるものの付属品が削られたりして残念な部分もありました。
「エアブローは使わない」「壁掛けもしない」という人なら軽量化され運転時間が伸びた恩恵だけを受けられる新型が良いのかなといった感じです。