東芝トルネオミニの新型VC-CF30を発売・VC-C7との違いは?
VC-MG910とVC-C7の付属品について質問をくださった方、メールが届いていないようなのでこちらの記事の最後に回答を記載しておきます。
東芝から新型のキャニスター型サイクロン掃除機・トルネオミニVC-CF30とVC-CF20Aが発表されました。
サイクロン部はフィルターレスではありませんが、コンパクトボディで取り回しのよさに定評のあるシリーズです。ちなみに当ブログでは2世代前のモデルVC-C6をレビューしています。
新機種のVC-CF31発売
新機種のVC-CF31が発売されたのでVC-CF30と比較した記事も書いてみました。
VC-CF30・CF20・VC-C7の違い
さあこのVC-CF30ですがどんなところが新しくなったのでしょうか。旧機種のVC-C7との比較も含めてチェックしてみたいと思います。
VC-CF30 | VC-CF20(下位モデル) | VC-C7(旧モデル) | |
サイクロン部 | デュアルトルネードシステム トルネードプレス | デュアルトルネードシステム トルネードプレス | デュアルトルネードシステム トルネードプレス |
集じん容積 | 0.25L | 0.25L | 0.25L |
吸込仕事率 | 290W~約20W | 290W~約80W | 290W~約20W |
本体質量と標準質量(ホースとかヘッドを含めた重さ) | 2.2kg(3.6kg) | 2.2kg(3.5kg) | 2.2kg(3.6kg) |
本体寸法 幅×奥行き×高さ | 220×295×255 | 220×295×255 | 220×295×255 |
ヘッド | 自走式カーボンヘッド | エアー式フローリングターボヘッド | 自走式カーボンヘッド |
付属品 | すき間ノズル お手入れブラシ | すき間ノズル お手入れブラシ 別売り品用アタッチメント | すき間ノズル お手入れブラシ |
その他機能など | 新らくわざグリップ 2WAYブラシ ECOモード | らくわざグリップ | 新らくわざグリップ ECOモード |
カラー | グランレッド | ホワイト | グランレッド |
ということで調べてみるとVC-CF30とVC-C7では全く同じ機種かなってぐらい性能が一緒でした。マイナーチェンジということでよさそうです。
VC-CF30とCF20では吸込仕事率の幅が違います。最大値は同じですが最小値はCF20のほうが高くなっています。VC-CF30とVC-C7にはヘッドを浮かせるとパワーを軽減したり、ゴミの溜まり具合に応じてパワーを調整するECOモードが搭載されていますのでこれが関係しているのかもしれません。
ヘッドもCF30はモーターを搭載した自走式、CF20は吸い込む空気でブラシが回転するエアー式です。ヘッドがエアー式な分CF20の標準質量が0.1kg軽くなっています。
付属品はCF20にのみ別売り品用アタッチメントが付いていますが、VC-CF30では使わないパーツだと思われますのでCF20がお得というわけではないようです。
そのほか機能としてはグリップ部分が「新らくわざグリップ」と「らくわざグリップ」という違いがあります。そんなに大きな違いではないと思いますが新らくわざグリップのほうが多少使いやすいのかも?というところ。
また、VC-CF30には2WAYブラシが搭載されています。ホースの先端というかグリップの先端にブラシが付いていて、延長管を外したときにぐるっと回して使うことができます。
また延長管の先端にもブラシが付いていてヘッドを外した時に家具の間などをサッと掃除することができます。
しかしまあこれらも従来モデルから搭載されている機能で目新しいものではありません。
何か違うところあるの?
とまあ従来とほぼ変わりが無いことがわかりましたが、違うところはというと・・・
抗菌ブラシの表記が消えた
VC-C7とその下位モデルVC-C7Aでは抗菌ブラシという表記が見られるのに対して新モデルのVC-CF30とCF20には見られません。抗菌仕様でなくなったようです。それにともなってか回転ブラシの色も変わっています。
そもそもゴミが触れまくるブラシの部分に抗菌を施してもどれほどの効果があるのかは疑問に思うところなので個人的には抗菌の有無はそんなに気にしなくても良いと思います。
VC-CF20Aのカラーリングが微妙に変わった
VC-CF20Aのダストボックスは従来のVC-C7Aだと白く塗られた部分がありませんでしたが、VC-CF20Aの写真を見ると白い部分が増えています。
こうした細かい部分までこだわる人は少ないように思います。
↓VC-C7A(上側)とVC-CF20A(下側)
しばらくはVC-C7がおすすめ
ということで仕様にはほぼ変わりがないのでしばらくは価格の安いVC-C7のほうがおすすめです。発売から時間が経ってVC-CF30の価格が下がってきたら検討するべきかと思います。
比較して安い方を選ぶのがよいでしょう。
VC-CF31が登場したのでVC-CF30と比較した記事をアップしました。こちらも参考にお願い致します。
VC-MG910とVC-C7の付属品について
VC-MG910付属の電動ふとんブラシですが
おそらくこちらだと思います。
適応モデルにVC-C7は無いので装着可能かどうかは実物で試してみないとわからない面があります。
物理的に装着できてもきちんと動くかは未知数です。
電動でないタイプのふとんブラシでしたら適合するとは思いますが…
吸引力の可変についてはVC-MG910には「ごみ残しまセンサー」というセンサーが付いているようですがVC-C7はECOモードのみなので同じようには動作しないかと思います。
一応ECOモードで
- ヘッドを浮かせると自動でパワー調整
- ダストカップ内のゴミのたまり具合に応じてパワーを調整
という動作はしますが、ゴミ残しまセンサーとは機能が違います。
おそらくVC-MG910のほうが価格帯からして高級機にあたるので機能性の面ではVC-C7はやや劣るかと思います。
VC-C7のメリットは軽量コンパクトな点だと思います。
参考:東芝製品の説明書ページ
http://www.toshiba-living.jp/rev.php
こちらからVC-C7を検索し説明書をご覧になってください。