エレクトロラックスからPure Q9 PQ92が登場・踊るように奏でるようにがコンセプト

2020年6月10日2021年2月20日

エレクトロラックスより「Pure Q9　PQ92」というコードレスクリーナーが登場しました。

• PQ92-3BWF　サテンホワイト
• PQ92-3EMF　マホガニーブロンズ
• PQ92-3OBF　インディゴブルー

の3色から色が選べるスティックタイプです。

外観のおしゃれさで他メーカーとは一線を画すエレクトロラックスですが、今回は丸みのあるアルミフレームを採用した本体が特徴的です。アルミフレームにより軽量化を図ったとのこと。

↓ちなみに当サイトでレビューをしましたので詳細を知りたい方はこちらからどうぞ。

ハンディと簡単切り替えは健在だがデザインが新しく

本体の真ん中あたりに取っ手があり、これをつかんで手前に引くとハンディモードに早変わりします。これまでの同社のコードレスクリーナーでも同じ方式が採用されていましたが、今回も採用されているようです。

ただし、ハンディタイプの持ち手の部分はデザインが一新されています。洗練されたデザインということなのでしょうが、この持ち手は好みが分かれそうな部分です。

ヘッドの開口部が少し広くなった？

ヘッドは新開発のクリーナーヘッドとのこと。やわらかいソフトローラーのブラシはこちらの

エルゴラピード・パワープロプラス ZB3425BLでも採用されていますが、ヘッド部分の画像を比較すると気持ちPQ92-3BWFのほうが開口部が広くなっているように見えます。

床への密着度はどうなのか、やや気になりますがコードス掃除機で実績のあるエレクトロラックスですからきちんと考えられた設計だと思いたいところです。

また、ヘッドは水平に180°動くとのことで、本体は寝かせると高さ14㎝ほど。ただ、スティックタイプでも本体が真ん中にあるタイプなので、ソファや棚の奥まで掃除しようとするとどうしても本体が引っ掛かってしまうのがネックでしょう。

5段階フィルターで綺麗な排気

フィルター部分は5段階となっています。

1. サイクロンシステム
2. サイクロンシステム2段目
3. メッシュフィルター
4. マイクロフィルター
5. 排気フィルター

の5段階。ダストカップに入ったゴミはサイクロンシステムである程度分離、メッシュフィルターとマイクロフィルターでゴミを受け止めたあと、最終的に排気部分の排気フィルターによって空気をキレイにしてくれます。

メーカーによると0.3-10μmの微粒子を99.9％キャッチできるとのこと。EN 60312-1:2017という（欧州の規格？）規格で自社試験を行った結果だそうです。

微粒子をキャッチできるといっても実際のところ人の感覚で分かる物ではないので何とも言えない部分はありますが、5段階のフィルターは安物の掃除機には見られない構造であり、このあたりはお値段が張るだけのことはあるなあといった印象です。

Pure Q9 PQ92のスペック

最後にスペックをまとめておきます。

	PQ92-3BWF	PQ92-3EMF	PQ92-3OBF
運転時間	低電力モード：約53分 通常モード：約25分 最大モード：約14分	低電力モード：約53分 通常モード：約25分 最大モード：約14分	低電力モード：約53分 通常モード：約25分 最大モード：約14分
充電時間	約4時間	約4時間	約4時間
電池電圧	リチウムイオン電池 25.2V	リチウムイオン電池 25.2V	リチウムイオン電池 25.2V
集じん容量	0.3L	0.3L	0.3L
製品サイズ　高さ×幅×奥行mm	1097 x 256 x 155 mm	1097 x 256 x 155 mm	1097 x 256 x 155 mm
重量	2.9kg	2.9kg	2.9kg
カラー	サテンホワイト	マホガニーブロンズ	インディゴブルー
付属品	ブラシロールクリーンフロアノズル すき間ノズル ブラシノズル スーパーロングノズル ソフトブラシノズル UVヘッドノズル ノズル収納袋	すき間ノズル ブラシノズル スーパーロングノズル ノズル収納袋	すき間ノズル ブラシノズル ソフトブラシノズル

各色の違いは付属品のようです。基本性能は同じで付属品が違うので細かいところの掃除に使うかどうかで購入するモデルが変わってきます。

運転時間は低電力モードで53分とかなり長め。低電力なので吸引力はそれなりでしょうが・・・

通常で25分、強でも14分持つのでバッテリーの持ちはそれなりではないでしょうか。

重さは2.9kgと重いですが重心が下のほうにあるタイプなのでそれほど気にならないかもしれません。