トルネオミニにVC-CF31とVC-CF21Aが登場・旧型のVC-CF30とも合わせて違いを比較!

東芝のキャニスター型有線掃除機のコンパクトモデル、トルネオミニに新機種が登場しました。

VC-CF31ととVC-CF21Aですが、どのような点が進化したのか旧モデルのVC-CF30とも合わせて比較をしてみたいと思います。

表で4機種のスペックを比較

VC-CF31VC-CF21AVC-CF30(旧モデル)VC-CF20A(旧下位モデル)
サイクロン部デュアルトルネードシステム
トルネードプラス
デュアルトルネードシステム
トルネードプレス
デュアルトルネードシステム
トルネードプレス
デュアルトルネードシステム
トルネードプレス
集じん容積0.25L0.25L0.25L0.25L
吸込仕事率290W~約20W290W~約80W290W~約20W290W~約80W
本体質量と標準質量(ホースとかヘッドを含めた重さ)2.2kg(3.6kg)2.2kg(3.5kg)2.2kg(3.6kg)2.2kg(3.5kg)
本体寸法 幅×奥行き×高さ mm220×295×255220×295×255220×295×255220×295×255
ヘッド自走式カーボンヘッド
(床の菌を99%除菌)
エアー式フローリングターボヘッド自走式カーボンヘッドエアー式フローリングターボヘッド
付属品お手入れブラシ
(すき間ノズルの記載無)
すき間ノズル
お手入れブラシ
すき間ノズル
お手入れブラシ
すき間ノズル
お手入れブラシ
別売り品用アタッチメント
その他機能などらくわざフリーグリップ
2WAYブラシ
エコモード
らくわざグリップ新らくわざグリップ
2WAYブラシ
ECOモード
らくわざグリップ
抗菌効果ホースグリップ
ダストカップ内プリーツフィルター
ダストカップ内プリーツフィルターダストカップ内プリーツフィルター不明
カラーグランレッドホワイトグランレッドホワイト

ということで調べてみた限りの情報がこちらです。

上位モデルVC-CF31と下位モデルVC-CF21の主な違いはヘッド部分。CF31は自走式ですがCF21は吸い込む力でブラシが回転するエアー式です。CF21はその分ヘッドにモーターを搭載しなくていいので0.1kg軽くなってます。

吸込仕事率の幅に違いがあるのはエコモード(ヘッドを浮かせると運転が弱まる)の有無によるものかなと思います。

また、このほか2WAYブラシの有無といった違いがあります。

VC-C6の手元ブラシ(めっちゃ古いモデルですみません)
VC-C6 延長管先端のブラシ

上位モデルは持ち手付近に出し入れ可能なブラシ。延長管の先端にもブラシがあるので何かと便利です。

次にVC-CF31基準で旧モデルのVC-CF30との違いについて書いてみたいと思います。

床を99%除菌できる?

VC-CF31はヘッドが自走式のカーボンヘッドなのは変わりませんが床の菌を99%除去できるという表示が追加されています。

もっと昔のモデルであるVC-C7なんかは抗菌ブラシという表記が見られましたが、VC-CF31に関しては床の菌のまで99%除去できるとのこと。でもまあ良い結果が出やすい環境で検証した数値でしょうし、「液体などが乾燥して付着した汚れに含まれる菌、フローリングの段差や溝に入り込んだ菌」は取れない場合があるといった記載もあるのでそんなに期待はしないほうがいいと思います。

すき間ノズルが付属しない?

VC-CF31は付属品にすき間ノズルの記載がありません。「すき間ノズルが付属しない掃除機ってあるのかっ?」という感じですが公式サイトの仕様には表記がありませんでした。調べているのが発売前(2022年5月)の段階なので表示が変わることもあるか?

すき間ノズルをよく使う人は注意しておきたいポイントです。

らくわざフリーグリップ

持ち手の部分がらくわざフリーグリップという仕様になりました。旧型のVC-CF30とくらべて形状が少し変化しています。自由な位置で握れて手軽に操作できるとのことですが、劇的な変化があるかというと・・・どうなんでしょう?



この画像では分かりにくいかもしれませんが持ち手部分の形状が微妙に違います。

抗菌仕様のグリップ

旧モデルのVC-CF30ではダストカップ内プリーツフィルターのみ抗菌効果がありましたが、VC-CF31ではグリップ部分(持ち手)にも抗菌効果が追加されています。

カラーリングが微妙に変わった

VC-CF31ではダストボックスの上部がブラックに変更されて若干雰囲気が変わっています。性能には影響ありませんが一応。(上がVC-CF30、下がVC-CF31)

VC-CF31とVC-CF30どっちを買うべきか

どちらを買うべきかという問題ですが、新型モデルと言ってもマイナーチェンジの域を出ない範囲だと思われるので安いほうを買うべきかと思います。

  • グリップの抗菌仕様に魅力を感じる
  • ヘッドの99%床除菌に期待したい
  • らくわざフリーグリップでちょっとでも操作性の高い方がいい

という場合はVC-CF31ですが、吸引力に関しては変わらないと思われるので(ヘッドの画像を見比べても違いは無いっぽいし)、「単純にキャニスター型でコンパクトなサイクロン掃除機」という感じで探している人は安い方を買うということでいいんじゃないでしょうか。

やはりVC-CF31は発表されたばかりなので価格が高いです。価格が落ち着くまでは様子見かと。逆にVC-CF30は発売されてから時間が経っているので在庫がある程度揃っている間は安い価格で購入することができます。

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