iwolyはどこの国のメーカーなのか・製品をダイソンとも比較してみる
主にアマゾンで販売されている掃除機ブランドのiwolyについてちょっと書いてみたいと思います。
iwolyってどこの国のメーカー?中国だよ
販売業者:Shenzhen MKLX youxiangongsi
https://www.amazon.co.jp/sp?_encoding=UTF8&asin=B07NQ6QSZV&isAmazonFulfilled=&isCBA=&marketplaceID=A1VC38T7YXB528&orderID=&seller=A2KAX3E7LNZXNJ&tab=home&vasStoreID=
住所:
Longgangqu Bantianjiedao
Shenzhen
Guangdong
518000
CN
運営責任者名:Sun
店舗名:iwoly home JP
住所は中国広東省深セン市となっています。
例のごとく中国の深センの工場地帯にある会社のようです。他の中国ブランドと同様、工場に依頼して掃除機を製造してもらいブランド名を入れてもらっている感じだと思われます。
メーカーのホームページ等はありませんが、詳細に関してはこちらのamaviser.comさんで詳しく解説されています。
iwolyの掃除機
iwolyの掃除機についてもチェックしてみましょう。
iwoly V600
形状はダイソンV6やV8に似ていますが有線式のスティック掃除機です。
600Wのハイパワーで15000Paの真空度をウリにしていますが、有線式ならそんなにすごいという数値でも無いと思います。
アマゾンでは時々クーポンが出ていて5000円前後の価格で買えるのがおすすめといえばおすすめです。楽天市場のiwolyのお店では4480円で販売されていました。
安いのでサイクロンの分離性能は高くないでしょう。
トータル重量は2.2kgとなかなか軽いです。またコード長が5mとそこそこ長いです。
ブルーとオレンジの違いに注意
ブルーとオレンジのカラーでそれぞれヘッドの仕様が違い、ブルーは回転ブラシ無し。オレンジは回転ブラシが搭載されていますが、かなりコンパクトなのでモーター式では無く、吸い込む力で回転するエアタービン式だと思われます。
C150
こちらはコードレスタイプ。
ヘッドにはモーターで回転するタイプのブラシが搭載されています。LEDライトも搭載。
連続運転時間は14~20分と最近のコードレスクリーナーにしてはやや短めですが、電圧が22.2Vなのでそこそこパワーは期待ができそうです。
モードの切り替えができ、本体後方のボタンで3段階に切り替えるようです。
充電時間は4~5時間で普通か若干長めといったところでしょうか。
販売ページのイラストだと排気が本体下部から出てくるような描写があります。使ったことが無いので断言はできませんが、ここから出てくるのだとしたら他の中華製掃除機では見かけない構造です。
フィルター部分はメッシュフィルターとHEPAフィルターが使われているようです。多少の形状の違いはあれど、この構造はよく見かけます。ごみの分離性能は値段なりだと思われます。
H70
29.5㎝×7㎝×7㎝とコンパクトで卓上にも置けそうなハンディクリーナーです。本体の重量も560gと軽量です。
吸引力の目安となる真空度は9000Pa。このサイズとしては十分ではないでしょうか。
運転時間は最大15分。充電時間は約2.5時間となっています。
Micro USBで充電ができるので車のシガーソケットをUSBに変換する機器を別途購入して車の中で使ったり、用途は広そうです。
iwoly i9
ダイソンV10やV11を意識したようなデザインです。
1万円少々の価格で販売されており、格安コードレス掃除機を買う際には候補にも入ろうかという機種でしたが現在は販売されていないようです。
基本性能をダイソンと比較してみる
ダイソンV10やV11を意識したデザインなのでV10と比較してみたいと思います。ダイソンV11だと価格も性能も差がありすぎるのでV10との比較です。V10でもたいがい性能差があり過ぎですが。
4 | i9 | ダイソンV10 Fluffy |
吸引力 | 真空度11500Pa | 真空度不明 吸込仕事率MAX130W |
充電時間 | 4時間 | 3.5時間 |
運転時間 | 通常:40分 強:25分 | 省電力モード:40分(非回転ヘッド使用時は60分) 通常モード:20分 強モード:5~8分 |
質量 | 本体:1.13kg | 本体:1.54kg 延長管やヘッド含む:2.58kg |
価格 | 2019年10月下旬時点 通常価格11980円~12980円 クーポン使用8980円~9980円 | 2019年10月下旬時点 Dyson V10 Fluffy SV12 F 価格COM最安値44680円 |
ダイソンよりも3万円以上安いわりに運転時間や充電時間で健闘しています。
本体が1.13kgというのは軽量をウリにしているシャープのラクティブエアや日立のラクかるスティックよりも軽く、この機種の大きな特徴となっています。
ただし当然安いには安いなりの理由があって、真空度11500Paというのは特別高い数値ではありません。ダイソンV10の真空度は分かりませんが、ダイソンV10や真空度15000Paの中国製掃除機などを使った感触からすると吸引力はダイソンV10のほうが圧倒的に上です。
サイクロン部に関してもダイソンV10に形こそ似せていますが性能には大きな開きがあると思われます。
ダイソンV10はダストボックスの中央に吸込み口がありますがiwoly i9は違いますし、サイクロン部にもフィルターがあり、フィルターレスのダイソンV10とは分離性能に大きな違いがあります。
安いには安いなりの理由があるという考えのもと購入を検討しましょう。