PRETTYCAREってどこの国のメーカー?口コミもチェックしてみる!
最近、アマゾンをチェックしたらまた聞きなれないブランドの掃除機が販売されていました。
その名は「PRETTYCARE」。プリティケア・・・?可愛いお手入れ・・・みたいな感じの意味でしょうか。
主にW100とW200という掃除機が販売されているようです。
赤い方がW100で青い方がW200。
コードレス掃除機ながらどちらも1万2000円弱とお手頃です。
どこの国のメーカーのものなの?
もう価格やデザインからどこの国なのかだいたい予測はつくのですが、念のため調べてみることにしました。
まず見つけたのが公式サイト。
こちらのサイトでどこの国か判明するかなと思ったのですが、About Usの項目を見ても国はわかりませんでした。日本語表記にもできますが、どうもただ単に機械翻訳しているだけみたいです。
YOUTUBEチャンネルとFACEBOOK、Instagramのアカウントも存在するようですが、こちらにも国は明記されていませんでした。所在地が明記されていないってどうなんでしょ・・・
YOUTUBEチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC_ZQlm6_9-XhKuEwSXel44A
FACEBOOK:https://www.facebook.com/PrettycareLife
アマゾンのストア情報を見たら中国っぽい
仕方がないのでアマゾンのW200販売ページから販売元情報をチェックしてみました。
販売元が「PRETTYCARE-JP」となっているのでこれはPRETTYCAREのアカウントで合っていると思います。
PRETTYCARE-JP:https://www.amazon.co.jp/sp?ie=UTF8&seller=A1SMWAI1B150JH&isAmazonFulfilled=1
ここをチェックすると住所に「guangdong」「shenzhen」との記載が見られます。これは広東省の深センのことですね。中国の深センにある会社と見てほぼ間違い無いんじゃないでしょうか。
この価格にこうしたデザインですから、まあそうだろうなという感じです。
口コミを調べてみる
まずはW100のアマゾン口コミをチェックしてみました。平均は4.3点と非常に高いですが、サクラレビューを調べるサクラチェッカーというサイトで調べてみたところ・・・
1.89という低評価に(汗
サクラレビューが非常に多いということですね。レビューの分布を見ると星5つが65%と異常に高く、星が減るごとに17%、8%、4%、7%という順(2022年4月15日時点)。本当に良い製品だったら星5つと4つが多く星1つが一番少ないという分布になるケースが多いと思うのですが、星1つの評価もけっこうあったりして信用なりません。
まあどの中華掃除機もサクラレビューが多いのでPRETTYCAREに限ったことではありませんし、サクラが多くても「値段を考えればそこそこ使える」みたいな掃除機もあるので完全に駄目とは言えませんが・・・
低評価している人は何と言っているのか
高評価はサクラレビューが多数混じっていると思われるので低評価している人はどんな意見を持っているのか調べてみました。箇条書きにしてみると・・・
- 回転ブラシが動かないLEDライトつかない
- 連絡してもエラーになる
- 使用4回で動かなくなった
- ヘッド、ホース、本体を接続すると取り外せなくなった
- 1か月もしないうちに充電ができなくなった
- 説明書に記載されていたアドレスにメールを送ったが初回のみ返信ありでその後音信不通
- 説明書に商品と一致していない部分がある
- ダストカップの留め具がすぐに効かなくなった
とまあいろいろ。全体的に商品に不具合が発生したという内容が多いですね。当たりはずれの大きい機種なのかもしれません。
またメールの対応についても返信が無いケースがあるようで気になります。
高評価している人は・・・?
サクラレビューが多いので本当のレビューなのか判断しづらいですが、極端に評価の多い星5つは避けて星4つ評価をしている人の意見をチェックしてみました。
- 吸引力は思ったより良いが吸ってるのかわからない時がある
- 吸引力は申し分ないと感じた
- 小さめの空間だと取り回しづらい
- ブラシが回らなくなったメーカーに問い合わせ代替パイプを送付すると言われたが期日を過ぎても届かないので文句を言ったら新しい掃除機を1台送ってきた
- クーポンがついて1万円以下だった
- 吸引力については可も無く不可も無く
- 掃除機としては良いが手前に持ちすぎるとバッテリーが入っている場所に親指が当たり水ぶくれになった
- 思っていたよりも少し重かったが吸引力も期待通りだった
- アマゾン経由でサポートに連絡したら1日1通ペースで話が進んで不良品交換ができた
もしかしたらこの中にもサクラレビューが入っているかもしれませんが吸引力についてはある程度評価されているようです。使い勝手に関してはやっぱり値段なりといった感じで、有名メーカーの使い心地に慣れていると違和感を感じることがあるかも。
格安の中華コードレスなので、あくまでも「価格のわりに使える掃除機」であるということは覚えておいたほうがいいでしょう。
トータルで見ると
- 当たりを引けばの話だが掃除機自体は使いづらさもあるものの安い割りに使える
- 安いので作りは良くない
- サポートはちゃんと返信があるかどうか微妙(連絡が付かない場合はアマゾンのカスタマーサービスに言ったらいいのか?)
ってな感じでしょうか。外れを引いたらたぶん連絡がめんどくさいのでサポートへの連絡方法など自分でいろいろ調べて実行できる人以外は買わない方がいいと思います。
W100とW200のスペック
最後にW100とW200のスペックをまとめておきます。
W100
真空度 | 11000-20000Pa |
運転時間 | 20-35分 |
ダストカップ容量 | 1.2L |
その他 | 伸縮可能パイプ採用 着脱可能バッテリー LEDライト搭載 ヘッドの可動域が上下90° |
販売ページにあまりはっきりした情報が書かれていませんが、表記から推測するにモードが2つあって11000Paと20000Paで動作するのではないかと思います。
真空度=吸引力ではないのですが、ある程度吸引力の目安となる数値で20000Paもあれば十分な数値だと思います。ヘッドがまともに機能すればマットやじゅうたんでもそこそこ吸ってくれそうな数値です。
運転時間は20000Paで20分、11000Paで35分でしょうね。
ダストカップの容量は1.2Lとなっていますが、これは満杯まで詰めた状態だと思います。これだとダストカップ内でゴミの分離もくその無くなってしまうので実用範囲でいくと0.5Lぐらいじゃないでしょうか。
パイプが伸縮可能で慎重に合わせられる点やバッテリーが着脱可能な点はメリットかと。まあ最近の中華製掃除機はこのような仕様の物が増えてきているのでこの掃除機だけのアドバンテージではありませんが。
ヘッドの可動域が上下90°(上下という表現でいいのかはわかりませんが)というのはちょっと進歩したところかなと思います。これまでの中華製掃除機はヘッドの可動域が狭いと思うものがほとんどだったのでこれはちょっと嬉しいかも。
W200
真空度 | 11000-20000Pa |
運転時間 | 15-30分 |
ダストカップ容量 | 1.2L |
その他 | 伸縮可能パイプ採用 着脱可能バッテリー LEDライト搭載 ヘッドの可動域が上下90° 電池残量はディスプレイで%表示可能 |
基本的な性能はW100と似たような感じですが、運転時間が5分ほど短くなっています。
本体の上部にディスプレイが搭載されていてバッテリー残量がパーセンテージで表示されるみたいですが、運転時間はW100よりも短いので微妙なところですね。