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Vistefly V10 Pro 22000Paのコードレス掃除機を写真50枚以上と動画で徹底レビューするぞ!

2020年11月2日

今回はVistefly V10 Proのレビューです。1万円台前半で購入できるコードレスサイクロン掃除機というのは他の中国製掃除機と同じですが、真空度が最高22000Paということで価格のわりにパワーがあるといった印象です。

ちょっとスペックを確認してみましょう。

真空度通常モード14000Pa
最大モード22000Pa
運転時間通常モード約40分
MAXモード約15分
充電時間約3~5時間
バッテリーの数1個
幅×奥行き×高さ250×180×1240 mm 本体・80×180×530 mm
重量本体1.35kg
スティッククリーナー時(パイプ・ヘッド含む重量)2.25kg
付属品布団クリーナー
すき間ノズル
2in1ブラシ
壁掛けアタッチメント
その他ヘッドのブラシは柔らかいローラーとカーペットブラシとを交換して使用可能

真空度は通常モードでも14000Paあります。ヘッドの性能などもありますので必ずしも真空度=吸引力ではありませんが中国製掃除機をレビューしてきた感覚からすると数値だけ見ると通常モードでも十分やれそうな印象です。

運転時間は通常モードで40分なので十分かと最大モードでも15分動いてくれるのは嬉しいですね。一人暮らしなら常に最大モードでも持ちそう。充電時間は3~5時間とアバウトですが、まあこの価格帯ならこんなもんでしょうか。

付属品はソファなどの掃除に使えそうな布団クリーナーや2inブラシなど。ダイソンでいうミニモーターヘッドやコンビネーションノズルですね。どのぐらいの品質なのか気になります。

ヘッドはブラシが2種類付属し、柔らかく短い毛で床を傷つけにくいローラーヘッドとじゅうたんなどからゴミを掻き出すカーペットブラシが付属します。最近の中国製掃除機の傾向としてこうしてヘッドのブラシが交換可能なモデルをちょくちょく見かけます。これからはこの構造を採用した製品がもっと増えるかもしれません。

V10 Pro開封

前置きはこのへんにしておいて開封といきましょう。こちらがV10Proの箱です。アマゾン倉庫から送られてきました。箱に若干シワが入っております。

内部はちゃんと無事でした。各パーツが動かないように固定されて入っています。

内部は2段になって収納されていて、こちらが下側。本体やヘッドなど主要なパーツが入っていました。こちらもきちんと固定されて入っていたので問題なさそう。

内容物一覧

本体、延長パイプ、ヘッド、バッテリー、すき間ノズル、2in1ノズル、布団クリーナー、カーペットブラシ、交換用フィルター、ACアダプター、壁掛けアタッチメント、感謝カード、説明書が入っていました。

説明書

説明書は意味はわかりますが、ときおりおかしな日本語が混じっています。

感謝カード

注文番号を添えてSNSアカウントへ連絡すると500円のクーポンがもらえるようです。メールアドレスが記載されており、トラブルがあった際はここへ連絡すると24時間以内に対応してくれるとのこと。

ちなみに説明書の最後のには保証についての記載があり、18ヶ月の保証期間があります。ただし、中国から日本に部品を発送するとなった場合は7日~15日かかるとのことなので、時間が掛かる可能性があることも覚えておいたほうがよいでしょう。

本体

本体左右

こちらが本体左右。バッテリーを装着して撮影しています。見た感じはけっこう長いなあという印象を受けました。長さは53㎝なのでけっこうありますね。

余談ですが色合いと形から某アニメの小型戦闘艇を思い出しました。

本体上下

本体上部には赤色の操作ボタンが見えます。下部はかなりすっきりしている印象。バッテリー部分には赤色のすべり止めゴムが見えます。

操作ボタン

操作ボタンは電源ボタンとパワー調節ボタンの2つのみでシンプル。見た目の感じは安っぽい感がは否めません。ちなみに本体下側の写真を撮るために裏返したら床と電源ボタンが触れて電源が入ってしまいました。

どこかに当ててしまったときにうっかり電源が入るということがあるかもしれません。このあとレビューのためにひっくり返すたびに電源が入りました・・・

本体前後 まっすぐ置けないので斜めになっています

前側の赤色のボタンはダストボックスの取り外しボタン。後ろ側に見える黒い部分はアダプタのプラグを挿し込む部分です。バッテリーに直接挿し込むようになっていてバッテリー単独でも充電ができます。

中国製掃除機でバッテリーを取り外して充電できるものはけっこう増えてきているのでこの機種だけのアドバンテージではありませんが便利です。

ダストカップ

ダストカップは底の赤色のボタンを押しながら引っ張ることで外れます。

透明なダストカップはひねることでロックが外れて取り外せます。

ダストカップを外したところ。ちなみに左側のサイクロンの円筒状のパーツはこれ以上分解できません。水洗いはできますが内部がどのぐらい汚れているのか分からないのはややマイナス要素です。

バネが付いていてダストカップをセットしたときに縮む構造なんですが、この構造はいまいちよくわかりません。

ダストカップ内部

カップ内部。縦に長いので集じん容量が大きいのかなと思いましたが、よく考えたら直径が小さいのでそんなでもないと思われます。

サイクロン部上下

サイクロン部にはすっぽりフィルターが収まっています。

フィルターを取り外したところ

フィルターはプリーツ状のものと黒いスポンジで構成されています。

プリーツフィルターとスポンジフィルター

この黒いスポンジがどのぐらいゴミを防いでくれるのか見ものです。

ちなみに予備のフィルターが1個付属します。1個を水洗いして乾燥させている間にもう1個を使えるのがうれしい。

本体側

ダストボックスを外した本体側。モーター手前には特にフィルターはありません。

ダストボックスを戻すときは先端の出っ張りを本体のくぼみに合わせてから行います。

ヘッド

ヘッド上下

ヘッドの幅は約25.5㎝と広め。ヘッドの中央にはVisteflyのロゴが入っています。

ヘッドの前後

ヘッドの前方中央にはLEDライトが4灯搭載されていてヘッド前方を明るく照らしてくれます。ヘッド前方は床と接地していない開放部が広い印象です。

カーペットブラシとローラーブラシ

この掃除機の特徴の1つとしてヘッドのブラシを取り換えて使えるというものがあります。

写真のようにカーペット用のブラシと床用のブラシを状況に応じて使い分けることができます。着脱も鍵マークの付いたつまみを動かすことで道具を使うことなくスムーズに行えますが、ブラシについている黒いパーツ(写真左下のあたり)が外れやすいので無くさないように注意したいところです。

ヘッドの可動域

ヘッドの可動域は広くありませんが中国製掃除機としては普通だと思います。

延長管

本体が長い分、延長管は短めに作られています。

延長管は54.5㎝ぐらい

延長管の長さは54.5㎝ぐらいでした。ちなみにMOOSOOのK17は65㎝ぐらいです。

伸縮は不可で機能面としては特に変わったところはありません。

ノズルなど

すき間ノズルはいたって普通。

2in1ノズル

2in1ノズルは他のメーカーの掃除機とくらべてやや幅が広い感じがします。ブラシの出し入れができますが、作りがそんなに良くないので出し入れが少々スムーズでない感じです。

布団ノズル

布団ノズルの幅は14.5cmちょっと。

可動域

可動域はまあ普通といったところです。

側面のパーツを外してブラシを取り出すことができますが、こちらはコインなどを使って外す必要があります。

アダプターとバッテリー

アダプターは変換コネクタが使われているようで、日本のコンセントプラグの部分を取り外すことができました。コードの長さは1m45㎝~50㎝ぐらいで、壁掛け収納をすると長さにあんまり余裕が無い感じです。

アダプターの表示

アダプタは左右の赤いボタンを押しながら引き抜くと簡単に本体から外せます。

バッテリーを外したところ

電池残量は3段階表示。

バッテリーの前方・上方・後方

後方にはプラグの挿し込み口。

本体に取り付けたまま充電してもいいですが、バッテリーだけ単独で充電ができるので掃除機本体は目立たないところに片づけておくことができます。

バッテリーの表示

バッテリーにはネジ隠しなのかすべり止めなのかわかりませんが赤色のゴムが付いています。

ただ、すべり止めの用途を考えた場合はあまりグリップ力が無く、効果を発揮しているとは言い難いです。壁に立てかける場合は自分ですべり止めのゴムを取り付けたほうが良いでしょう。

壁掛けアタッチメント

壁掛けアタッチメントは本体をセットする部分とノズルをセットする部分が分かれている珍しい構造です。

壁掛けにしてみました。本体をセットする部分はガシっとしっかり固定されるわけではなく、上から乗っけてるような感じ。延長管を持って手前に引っ張るとぐらぐら動きますがその分取り外すときはサッと外せます。

ノズルをセットする部分は連結させて使うようになっていて、左右に1個ずつ取り付けるのはもちろん片側に2つ連結して使うこともできます。この点は面白い構造だと思いました。

ちなみに布団ノズルはセットできません。

充電は自分でプラグを挿し込んで行うスタイル。ダイソンみたいにセットすると同時に充電ができるわけではありませんが、バッテリーを取り外して単独で充電できるので壁掛けと同時に充電という構造と両立するのは難しいのでしょう。

重量

本体・1457g

本体は1457gと軽くはありません。

ローラー625g・カーペットブラシ622g

ヘッドはローラーを付けた状態で625g、カーペットブラシを付けた状態で622gと幅広な分重さもそれなりにあります。

延長管212g

本体、ヘッド、延長管でトータル2291g~2293g。軽いとはいえないですね。

布団ノズル293g・2in1ノズル107g・すき間ノズル47g

組み立ててみる

組み立ててみました。やっぱり少々大きい気がします。

持ち手の上のほうを持っていると窮屈な感じがして使いにくいです。操作ボタン付近を持つとちょうどいい感じになりますが、ヘッドの方向転換がややしにくくなるのでやや使いにくかったり。

高い位置を持って他の掃除機よりも前方に押し出すようにして使うのが良いかもしれません。

ただ、持ち手の角の部分は角度がけっこう急で、フィット感はあまりありません。とりあえず取っ手にしてありますという感じで、日本メーカーのように持ちやすさは考えられていないのでもうすこし頑張ってほしいところです。

ハンディモード

ハンディにすると本体の長さをより感じ、ハンディの取り回しのしやすさが削がれていると思います。

使えないことはないですが、ハンディらしい小回りを求めている人には向いていないでしょう。

実際に使ってみる

取り回しは正直あまり良くありません。操作ボタンはシンプルで分かりやすいですが動画を撮っているとちょっとした拍子に電源が入ってしまうなど作りが安っぽい感が否めません。

ブラシの交換はツールレスで簡単にできるのが良いですが布団ノズルのブラシは取り外すときにコインなどを使わないといけないのでこちらもツールレスにしてもらいたいものです。

ヘッドの動きは中国製掃除機としてはこんなもんかなといったところですが、スティックで使っている時は高さがありすぎてちょっと扱いにくいところがあります。持ち手の部分ももう少し持ちやすく改良してもらえるとありがたい。

本体と延長管の接続部分が床に近い位置にあるので棚の下など高さの無い場所を掃除するのに期待していましたが、掃除機を完全に寝かせるとヘッドが浮き上がってしまって使えません。掃除機を完全に寝かせるのではなくあり程度角度をつけなくてはなりません。現段階ではこういうヘッドしか作れないのかもしれませんが、ここも改良してもらいたいところです。

壁掛けアタッチメントは掃除機をガッチリ固定するという感じではありませんが、アタッチメントの収納方法がちょっとユニーク。

バッテリーの部分には小さな赤いゴムが2つありますが、これは壁に立てかけた際のすべり止めとしては不十分。ユーザー側ですべり止めを貼り付けたほうが安定するでしょう。

重曹を撒いて吸わせてみました。

壁際はヘッドの当てる位置によって取れ具合が違います。ヘッドの真ん中あたりは取り残しが多く、壁際に弱いです。

フローリングに糸くず、小さく切った消しゴム、シュレッダーにかけた紙、重曹を撒いて吸わせてみたところ、消しゴムや紙くずがほとんどヘッドに詰まることなく吸うことができました。ヘッド前方の開口部が広めに作られているので少し粒の大きいゴミもすんなり吸い込んでくれます。
その分22000Paという数値ほどの吸引力は感じませんが・・・

溝に入った重曹も思いのほか取れました。ヘッドの真ん中は壁際が弱いので際にヘッドを着けたら横にスライドさせて掃除するのが良いと思います。

マットに重曹20gを撒いてどのぐらい吸えるのか検証してみたところ

  • カーペットブラシ通常モード・・・12g
  • カーペットブラシMAXモード・・・14g
  • ローラーブラシMAXモード・・・13g

という結果でした。アバウトな検証とはいえ、22000Paの真空度とカーペットブラシならもう少し吸えるかなと思ったのですが、期待したほどではありませんでした。マット上の吸い込みだけでいうと真空度10000ちょっとの掃除機とそんなに変わらない感じ。ヘッドが吸い付く感じがあまり無いので、やはりヘッド前面が広めに開いている構造が関係しているのかもしれません。

畳マットは特に問題ありませんがカーペットブラシよりもローラーブラシのほうが吸えていました。

布団ノズルは布団に当てるときに角度が浅いと手前に引いたときに密着してくれませんが、この価格帯の掃除機の付属品ならこんなもんな気がします。使うときちんとゴミを吸い取ってくれて、実用性はまずまず。

2in1ノズルも幅が広めな以外はまあ普通です。

ローラーブラシとカーペットブラシについて

ローラーブラシとカーペットブラシ両方を使ってみましたが、ジョイントマット上の吸引力実験では、壁際はそれほど違いは無いものの、床面の重曹の吸い込み具合はローラーブラシのほうが良好でした。畳マットでもローラーブラシのほうが良好な感じがします。

  • フローリング・畳・・・ローラーブラシ
  • マット・カーペット・・・カーペットブラシ

という使い分けが良いかと思います。フローリングの家だとカーペットブラシはほぼ出番が無いかな。

それぞれMAXモードでマットに撒いた重曹がどのぐらい吸えるのか試してみたところ、アバウトな検証ではありますが1gの違いしかなかったのでローラーブラシのまま掃除しても何とかなるかもしれません。

ゴミの絡み方ですが、カーペットブラシはやはり髪の毛が絡みやすいです。ローラーブラシは端のほうに髪の毛が絡まりますがカーペットブラシと比べるとかなり少ないです。やはりメインで使うのはローラーブラシでしょう。

お手入れについて

お手入れに関してですが、ゴミ捨ては

  1. ボタンを押してダストボックスを外す
  2. ひねってダストカップを分離
  3. ひっくり返してゴミを捨てる

という手順なのでもう少し簡素にできないかなというところ。

内部の円筒状フィルターは細かく分解できないのがネックですがメッシュの部分に付着するゴミは少なく、価格のわりに分離性能は優秀なのかもしれません。髪の毛を吸わせても丸まってダストカップの下に溜まるようになっています。

ダストカップが縦に長いとゴミが下に溜まりやすいというのがあるかも。

青色の円筒状フィルターと透明なダストカップの間にゴミが挟まったりしますが、まあこのへんはしょうがいないでしょう。

黒いスポンジフィルターは重曹を吸わせたわりにはそんなに汚れていませんでした。HEPAフィルターは目視では汚れは見当たらず、頻繁にお手入れをする必要はなさそうです。

排気の勢いは排気口が左右にあることもあってそんなに強くありません。普通の掃除機といった感じ。

騒音は本体からの音はまあこんなもんかなといった感じですが、ヘッドからする高めの回転音が耳につきます。ヘッドの工作精度が低いのかも。ヘッドは要改良。

V10Proのおすすめポイントマイナスポイント

おすすめポイント

  • ヘッドが幅広25.5㎝
  • ヘッドの前面の開口部が広く粒状のゴミもそこそこ吸える
  • ダストボックス内のメッシュ部はゴミが付きにくい
  • HEPAフィルターまで達するゴミが少なく水洗いの回数は抑えられそう
  • 壁掛けアタッチメントに取り付けるノズルホルダーがユニーク
  • 予備のフィルターが付いてくる

マイナスポイント

  • ヘッドの開口部が広いからなのか22000Paという数値ほどの吸引力を感じない
  • ヘッドの作りがよくないのか高い回転音がして気になる
  • ダストボックス内の円筒状フィルターは完全分解できない(水洗いはできる)
  • 高さがありすぎて少々取り回しがしづらい
  • 持ち手の部分は武骨な感じで持ちやすさはない

やはり取り回しの面で苦しい部分が多々見られるという印象です。

分離性能や粒ゴミの吸い込みに関しては価格のわりに優秀だなという感じですが、使いやすさについてもう1押し、2押し改良の欲しいモデルです。

予備のフィルターが付いてくるのはグッド。

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