ニトリのコードレス掃除機に新製品BHC-720Lが登場してた!
ニトリで販売されているコードレス掃除機はVSR-601Dという機種だったのですが、この機種がいつの間にか販売ページから消え、新たにBHC-720Lという機種が登場していました。
このBHC-720Lなんですが、調べてみると 型番で検索してみると、リョービブランドのまんま同じ掃除機が出てくるし楽天やアマゾンでも売られているので普段ニトリで買い物をする人以外は特にニトリで買う理由の無い掃除機となっています。
とはいえ、せっかく調べたのでちょっとスペックについてもチェックしてみることにしました。
BHC-720Lはあまりおすすめしない
電池と電圧 | リチウムイオン・7.2V |
連続使用時間 | 約10分 |
吸込仕事率 | 15W |
質量 | 1.0kg |
充電時間 | 約3時間 |
付属品 | 充電器・電池(本体内蔵)・延長管・ワイドノズル・スキマノズル・ダストバッグ・紙パック10枚・逆止板 |
販売価格 | 1万円前後 |
こちらがBHC-720Lのおおまかなスペック。ポイントは機動力と価格です。
1kgという圧倒的軽量と1万円前後の価格がウリです。イメージとしてはマキタのCL107FDSHWが近いでしょうか・・・
しかし電圧は7.2VとCL107FDSHWの10.8Vより低く。充電時間は3時間となっています。(CL107FDSHWは約22分と高速)
付属品には紙パックとダストバックがあるので、どちらを使うか選べるのはメリットでしょうか。ダストバックはお手入れが面倒な反面ランニングコストがかからず経済的、紙パックはそのまま捨てられるのでお手入れの手間が減ります。
とにかく軽くて機動力はありますがヘッドは回転ブラシは付いていないでしょうし、吸引力もそれほど無いでしょうからじゅうたんやマットでは苦戦することが予想されます。
フローリングで使ったり、ちょっとした食べこぼしなどを掃除するなら問題ないかもしれませんが、個人的にはもう少し予算を足して違う掃除機を買ったほうが良いと思います。
ちなみに同じリョービから充電時間が格段に短く吸引力も高くなった機種が販売されています。
BHC-1010 とBHC-1410の性能比較
BHC-1010 | BHC-1410 | |
電池と電圧 | リチウムイオン 10.8V | リチウムイオン 14.4V |
連続使用時間 | 標準約23分・強約10分 | 標準約24分・強約11分 |
吸込仕事率 | 24W | 28W |
質量 | 1.0kg | 1.2kg |
充電時間 | 約30分 | 約27分 |
付属品 | 電池パック・充電器・延長管・ワイドノズル・スキマノズル・紙パック(10枚入り)・ダストバッグ・逆止板 | 電池パック・充電器・延長管・ワイドノズル・スキマノズル・紙パック(10枚入り)・ダストバッグ・逆止板 |
販売価格 | 最安値が12000円ちょっと | 最安値が17000円ちょっと |
どちらも充電時間が30分以下で非常に速くなっています。これらのほうが使い勝手は良いでしょう。
ただし、この2機種も回転ブラシは搭載されていないでしょうから、じゅうたんなどからゴミを掻き出したいという人には不向きです。
以前に電圧が18VのCL181FDRFをレビューしたときは強モードでマットの上の掃除機をけっこう吸えたので電圧の高い機種ならばいけるかもしれませんが、やっぱり回転ブラシは欲しいかなというところです。
あくまでもフローリングメインで使うときに活躍してくれる機種と考えておきましょう。
さらに電圧の高い18Vの機種もありますが、リョービじゃなくてもいいかも・・・
マキタもそうですが、こうした工業用の道具を扱っているメーカーさんの掃除機のポイントとして
- 軽量で充電時間も短い
- 回転ブラシを搭載していない
といった点があります。
これらは覚えておきたいポイントです。