パナソニックのパワーコードレスMC-SBU530J・MC-SBU430Jが登場!違いは?

パナソニックから新機種としてパワーコードレス「MC-SBU530J」と「MC-SBU430J」が登場しました。
これまでの機種の後継かと思ったら独自の形状で掃除できるit(イット)MC-PBU520JやパワーにこだわったMC-SBU820Jとは違うようです。
サイクロンがフィルターレスに!
一番の押しポイントは二次分離部分がフィルターレスになったことでしょうか。
これまではダストボックスに入ったゴミは遠心分離されはするものの最終的にはプリーツフィルターで受け止めることによって空気と分離されていました。
それが8気筒の遠心分離ユニットになったことでプリーツフィルターを掃除する必要がなくなりました。
2019年5月現在コードレス掃除機でこうした構造になっているのは私の記憶が正しければ日本メーカーではパナソニックと東芝(機種はVC-CL1500)だけです。
ダイソンはサイクロンの特許を持っているそうですからダイソンほど遠心分離の性能は高く無いでしょうが、ダイソンと違ってサイクロン部分が丸ごと水洗いできるのは東芝やパナソニックのウリだと思います。
バッテリーが長時間
強・自動・ロングモードが搭載されていてバッテリーの持ちは最長で約60分(回転ブラシを使った場合は最長で40分)と他のコードレス掃除機とくらべてもトップクラスです。
ロングモードの吸引力がどの程度か気になるところですが、本体質量が1.7㎏とやや重め(ダイソンV11と一緒)ということやパナソニックの製品ということを考えても実用性のある吸引力だと思いたいですね。
その他特徴
サイクロンの円筒状のパーツはパナソニックの他のサイクロン掃除機同様にステンレス素材のステンレスガードが採用されゴミが付きにくくなっています。
ヘッドは壁に当たると前面が開くので壁際に強い「ガバとり」構造。これもパナソニック独自の機能です。
目に見えないゴミも掃除できているか確認できるクリーンセンサーも搭載されています。
MC-SBU530JとMC-SBU430Jの違い
2機種の違いですが付属品と色が違うだけで基本性能は変わりません。
MC-SBU530J | MC-SBU430J | |
集じん容量 | 0.1L | 0.1L |
本体寸法 | スティック:幅252×奥行190×高さ1,131 mm | スティック:幅252×奥行190×高さ1,131 mm |
本体質量 | スティック時2.4kg 本体1.7㎏ | スティック時2.4kg 本体1.7㎏ |
運転時間 | 強:約6分 自動:約9~25分 ロング・回転ブラシ有:約40分 ロング・回転ブラシ無:約60分 | 強:約6分 自動:約9~25分 ロング・回転ブラシ有:約40分 ロング・回転ブラシ無:約60分 |
充電時間 | 約3時間 | 約3時間 |
付属品 | ペタすき間ノズル ブラシ付きすき間ノズル ふとん清潔ノズル 3段伸縮ロングすき間ノズル | ブラシ付きすき間ノズル |
カラー | ホワイト | オレンジ |
付属品を考慮してどちらが良いか検討することになりそうです。
パナソニックは吸引力と運転時間重視路線か
近年のコードレス掃除機業界はダイソンが少々重くてもパワーと運転時間を重視しているのに対してシャープや日立が軽量モデルを登場させるなど、パワー重視と、軽量重視で路線が分かれている感じがしますが、パナソニックのMC-SBU530Jは質量を見るにパワー重視な印象。
ダイソンの吸引力にどこまで迫ることができるのか注目の1台です。