三菱電機のZUBAQの新型HC-JD1Jが登場!HC-JM1Jや旧モデルHC-JXH30Pとの違いは?
三菱電機のZUBAQシリーズの新モデルHC-JD1Jが登場しています。
スタンドにセットした状態から手前に引けばスティック、上に持ち上げればハンディと手軽に切り替えができ、デザインも独特で話題になったZUBAQの後継機種ですがどんな点が新しくなったのでしょうか。
また、2019年7月にはHC-JXH30Pの後継としてHC-JM1Jも登場していますのでこれらを含めた3機種を比較してみたいと思います。
ちなみに当サイトでは2018年に発売されたHC-JXH30Pをレビューしていますので参考にご覧ください。
3機種の比較
HC-JD1J(2019年モデル) | HC-JM1J (2019年モデル) | HC-JXH30P | |
モーター | JCモーター毎分12万5000回転 | JCモーター毎分12万5000回転 | JCモーター毎分12万5000回転 |
充電時間 | 90分 | 90分 | 90分 |
運転時間 | 標準:40分 強:8分 | 標準:40分 強:8分 | 標準:40分 強:8分 |
充放電回数 | 約2000回 | 約2000回 | 約1500回 |
重さ | パイプ、ブラシ含む:1.9kg | パイプ、ブラシ含む:1.8kg | パイプ、ブラシ含む:1.8kg |
サイクロン部 | フィルターレス | フィルターレス | フィルターレス |
集じん容量 | 0.25L | 0.25L | 0.25L |
スティック時寸法 | 高さ1005×幅225×奥行き190mm | 高さ1005×幅225×奥行き190mm | 高さ1005×幅225×奥行き190mm |
エコ機能 | スマートSTOP(節電機能) | スマートSTOP(節電機能) | スマートSTOP(節電機能) |
付属品 | アレルパンチふとんクリーンブラシ ロングノズル(エアブロー機能対応) 毛ブラシ ロングホース サッシノズル お手入れブラシ(充電台装着) | アレルパンチふとんクリーンブラシ ロングノズル(エアブロー機能対応) 毛ブラシ お手入れブラシ(充電台装着) | アレルパンチふとんクリーンブラシ エアブローノズル 毛ブラシ お手入れブラシ(充電台装着) |
電池はの充放電回数が1500回から2000回にパワーアップしていることがわかります。
重さはHC-JD1Jが0.1kg重くなっています。

付属品では2019年モデルからエアブローノズル→エアブロー機能付きロングノズルに変更となりました。

また、上位モデルのHC-JD1Jにはロングホースとサッシノズルが付属し、狭い場所でもラクに掃除ができるようになっています。
この他の変更点はというと・・・
モーターが新しくなった?
HC-JD1Jは新たに自社開発のJCモーターを搭載みたいなことが書かれている記事を見つけたのですが、家電量販店のHC-JM1J、HC-JXH30P販売ページを見てみると「最大毎分125,000回転を誇るJCモーター」と書かれているのでモーターに違いは無い気がします。
アレルパンチ植毛(HC-JD1J)?
メーカーの仕様表によるとHC-JD1Jのヘッドのみにアレルパンチ植毛という加工がされています。でもHC-JXH30Pの仕様表に載っていないだけで商品説明ページには載っているのでこれも新しい機能では無いようです。
回転ブラシのお手入れが簡単になった(HC-JD1J)
HC-JD1Jでは「毛がらみ除去」機能が新搭載され、回転ブラシを横に引き抜くだけで簡単に毛がらみが除去できるようになりました。
この特徴はHC-JD1Jのページにのみ記載されているので他の2機種には無いものでしょう。
価格差のわりに違いがわかりづらい・・・
HC-JXH30PとHC-JM1Jは2018年モデルと2019年モデルなのでマイナーチェンジということで違いが少ないのはわかるのですがHC-JM1JとHC-JD1Jに関しては価格差が2万円以上あるのに付属品とヘッドの違いしか確認できませんでした。
あまりにも差が少ないのでメーカーさんへ質問をしてみました。現在返事を待っているところです。
メーカーから返事が来た
メーカーさんに3機種の違いについて質問をした返事がとどきました。
HC-JXH30P | 充放電回数1500回・エアブローノズル付属・本体1.8kg・電源を入れると「強」からスタート |
HC-JM1J | 充放電回数2000回 ・ロングノズル付属・本体1.8kg・電源を入れると「標準」からスタート |
HC-JD1J | 充放電回数2000回 ・ロングノズル付属・ロングホースとサッシノズルが付属・本体1.9kg(ヘッドの仕様が違うため)・ヘッドの毛がらみ除去機能付き・電源を入れると「標準」からスタート |
といった違いとのこと。電源を入れたときに強ではじまる・標準ではじまるといった違いもあったようです。
HC-JD1Jはヘッドの回転ブラシ部分の仕様が変更となり、ブラシが取り出して洗える仕様になったのと毛がらみ除去機能が付いた分0.1kg重くなったとの返答でしたが、私の見解では他の機種でもヘッドのブラシを取り外して水洗いすることはできます。
HC-JXH30Pをレビューした際にヘッドのブラシは取り外せましたし。
HC-JD1Jは毛がらみ除去機能が付いた分0.1kg重くなり、このほかの点では他機種と性能の違いは無いという認識でよさそうです。
価格ほどの大きな違いは無いように思います。
フィルターレスについて
3機種ともフィルターレスと謳っていますがHC-JXH30Pをレビューした際の画像をご覧ください。



この通りダストボックス内にはスポンジとプリーツフィルターがあります。
2019年モデルであるHC-JD1JとHC-JM1Jのイメージ図を見る限りこの2機種にもスポンジとプリーツフィルターは搭載されており、何がフィルターレスなのかよくわかりません。
フィルターレスを名乗っていてもこうしたフィルターがあることは覚えておいてください。