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Dyson Micro 1.5kg SV21FFをレビュー 軽いけどそれ以外の実力は?長時間の動画で徹底レビュー!

2021年2月20日

ダイソンから新型の軽量コードレス掃除機が発売されました。その名はDyson Micro 1.5kg。

これまでもダイソンはV8 Slim、digital slim fluffyと日本向けにコンパクト化された掃除機を発表してきましたが、このDyson Micro 1.5kgはモデル名に「1.5kg」と数値を入れてアピールしているように徹底的に軽量化にこだわったモデルです。

そのスペックをこれまでのモデルとくらべてみましょう。

Dyson Micro 1.5kgdigital slim fluffy originV8 Slim
モーターダイソンハイパー ディミアムモーター
最大10万5000回転/分
ダイソン ハイパーディミアムモーターダイソン デジタルモーター V8
最大10万7000回転/分
フィルターポストモーターフィルターポストモーターフィルター(V11より19%小型化)プレモーターフィルター
ポストモーターフィルター
運転時間エコモード20分
(ヘッドなどモーター搭載ツール使用時18分)
強モード5分
エコモード40分
中モード25分
強モード5分
通常モード40分
(ソフトローラクリーナーヘッド使用時30分)
強モード7分
充電時間3.5時間3.5時間5時間
スティックモード時のサイズ
幅×奥行き×高さ
207×1091×222 mm250×1100×233 mm250×1123×210 mm
質量本体0.97kg
ヘッドとパイプ装着時1.5kg
本体1.50kg
ヘッドとパイプ装着時1.90kg
本体1.58kg
ヘッドとパイプ装着時2.15kg

ご覧のように運転時間は短いですが本体が1kgを切るなどダイソンのこれまでのシリーズとくらべてその軽さは特筆ものです。

ヘッドとパイプを装着しても1.5kgとdigital slim fluffy originの本体並みの軽さ。

取り回しのしやすさに期待が掛かります。

開封

開封の様子を動画にしてみました。Dyson Microを箱に収めたい時の参考にもどうぞ。

内容物一覧

内容物は、本体・ヘッド・延長管・ミニモーターヘッド・充電アダプター・ツールクリップ・卓上ツール・コンビネーション隙間ノズル・収納用ブラケット(動画では充電ブラケットと表記してしまいました)・収納用ブラケットの説明書・クイックスタートガイドみたいな紙・法令順守と安全上の注意となっています。

紙の説明書は付属せず、公式ウェブサイトからダウンロードする方式です。

本体

本体左右

本体で一番の特徴とも言える点は持ち手付近にトリガーが無いという点です。

ダイソンと言えばトリガー式の電源が特徴で、トリガーを引いている間だけ電源がオンになる方式でした。

それがこのDyson Micro 1.5kgでは廃止されています。持ち手の部分を見るとまっさらでトリガーが見当たりません。

本体上下

操作ボタンは本体上部に配置され、電源ボタンとモード切り替えボタンの2つがあります。

本体下側後方を見ると滑り止めのゴムが配置されています。壁に立てかけた際に滑りにくくなります。

操作ボタンのアップ
バッテリーの電圧や容量など

ちなみにバッテリー部分の表記を確認したら電圧は14.4Vになっていました。

これまでのダイソンはDigital slimが18V、V11などは25.2VでしたのでDyson Micro 1.5kgは小型化にともなって電圧も低くなっていることがわかります。小型軽量化すればパワーや騒音にしわ寄せが来るのは当然のことなので仕方が無い部分ではあると思います。

本体前後

V11やDigital slimでは本体後方に液晶が搭載されていましたがMicro 1.5kgには搭載されていません。軽量化のため液晶は取り付けないことにしたのだと思われます。

前方から見ると下側に充電アダプターの挿し込み口が見えます。

充電の様子

充電中はバッテリー部分の青色のランプが点滅します。充電が終わると消灯。

バッテリーの残量表示ランプは1つなので、細かく残量を把握することはできません。エコモードで20分、強モードで5分と運転時間が長くないので細かい表示は必要ないのかもしれませんが、3段階ぐらいで残量表示があるとよかったかも。

ダストボックス

ゴミ捨ては赤いレバーで

ゴミ捨ての際は赤いレバーを押し出すように動かします。そうするとクリアビンがスライドし、さらに蓋が開いてゴミ捨てができます。

別の赤いレバーを押しながら引っ張る

クリアビンに別の赤いレバーが見えるのでこれを押しながらクリアビンを引っ張ると・・・

クリアビンと本体が分離します。

クリアビン

クリアビンはこれまでのモデルと比べてコンパクトになっているものの、スクレイパーという赤色のゴムがシュラウド(本体のメッシュ部分)に付いたゴミをこそぎ落してくれるといった構造は変わりません。

このあたりはページの下のほうに貼るお手入れの動画を見てもらうとわかりやすいかも。

本体側

本体側もコンパクトになった以外は大きな違いは感じませんが、よく見るとシュラウド(メッシュ部分)がより細かくなっているように見えます。

クリアビンを本体にセット

クリアビンを本体にセットする際はクリアビンの溝がきちんと本体に合っているか確認したほうが良いです。

あわてて戻すとズレてしまうことがあり、次にクリアビンを外すときに固さを感じますしパーツにも負担が掛かります。

フィルター

フィルターはサイクロン部を通過してきたゴミをキャッチする部分とモーターからの排気をきれいにする部分が一体化した構造です。これはV10シリーズ以降と同じ構造。

フィルターと本体を別角度から

ヘッド

ヘッド上下

ヘッドはソフトクリーナーローラーヘッド。柔らかく毛の短いローラーをさいようすることで床に優しく、髪の毛も絡みづらいです。

20.6㎝ぐらい

写真でみるとわかりづらいですが、ヘッドの幅は20.6、7㎝ぐらいでかなりコンパクトです。

ヘッドの前後

ヘッドの前方が大きく開いており、粒の大きなゴミにも対応できます。軽量化にともなってクリアビンの容量も少なくなっているのでたくさんは吸えませんが。

可動域

軽量化されたのでかなり扱いやすいですが、可動域に関しては変わりはありません。これまでのダイソンと同じ感じ。

ツールレスでローラーの取り外しが可能

お手入れの際はツールレスでローラーを取り外すことができ楽チンです。

ヘッド内部とローラーの軸部分など

延長パイプ

dyson micro 1.5kg

延長パイプはdyson micro 1.5kgのロゴ入り。

68㎝弱

長さは68㎝弱といったところ。

Dyson digital slimとくらべると2㎝ぐらい長いです。本体がコンパクトになった分パイプを少し長くしたのかも。

コンビネーション隙間ノズル

コンビネーション隙間ノズル

Dyson Micro 1.5kgから新たに登場したノズルがこちら。

隙間ノズルにブラシが搭載されて、必要に応じて出し入れができるようになりました。

引っ張ったらブラシは外れるので、ただの隙間ノズルとして使うことも可能。

このコンビネーションノズルは付属しない

これまでよく見られたコンビネーションノズルは付属しません。どっちが便利かは掃除する場所次第でしょうか。まあ好みの問題ですね。

卓上ツール

卓上ツール

こちらも新登場の卓上ツール。

やや横に広がった形状で、テーブルの上など平らな場所の掃除を想定して付属しているようです。

ブラシの無いコンビネーションノズルみたいなものか。

ミニモーターヘッド

ミニモーターヘッド上下

布団やソファなどの掃除に使うミニモーターヘッド。

前後に可動する

布団やソファの掃除が主な用途なので前後のみの可動。

ブラシは取り外してお手入れできますが、取り外しにはコインなどが必要です。

ソフトローラークリーナーヘッドはツールレスなのでこちらもツールレスにして欲しいところ。

ブラシの毛は硬めです。

ツールクリップ

ツールクリップをいろんな方向から

付属のノズルをセットして延長パイプに付けておくためのクリップです。

Digital slimのツールクリップ ※こちらは付属しません

Digital slimのツールクリップはノズルを2つセットできましたが、Dyson Micro 1.5kgのツールクリップにセットできるノズルは1つだけです。軽量化を意識しているのかもしれません。

ノズルを取り付けてみたところ

卓上ツールはすんなりセットできます。

コンビネーション隙間ノズルはブラシの毛がやや干渉するのと、重さでツールクリップがずれやすいのが難点。ミニモーターヘッドはパイプと干渉して取り付けられません。

卓上ツールだけ取り付けるのが無難です。

充電アダプター

出力は17.3V 1.1Aとの表示。

収納用ブラケット

収納用ブラケット

収納用ブラケットは2つのパーツから構成されており、組み合わせて使用します。

それぞれの裏側

充電アダプターのコードをセットできるようになっています。

2つを組み合わせたところ

2つを組み合わせたところです。大きく開くような構造ですが、壁掛けにした場合、こんなに開くことは無いと思います。

アダプターをセットしたところ

裏側に配線用の溝があるのでコードがスッキリ収まります。表側はプラグが飛び出し、本体をセットするだけで充電がはじまります。

ノズルは2つセット可能

収納用ブラケットについては下に貼り付けてある動作と付属品チェック動画の10:13頃からを見ていただくと雰囲気がつかめると思います。

動作や付属品チェック動画

動作確認や付属品チェックの様子を動画にしてみました。静止画では分からなかった部分を確認したり、動画で雰囲気をつかみたい方はこちらをご覧ください。

各部の重量

本体927g
延長パイプ180g
ヘッド368g
コンビネーション隙間ノズル100g・ツールクリップ44g・卓上ツール39g・ミニモーターヘッド284g

本体は1kgを切り、ダイソンの中では群を抜いて軽いです。本体と延長パイプとヘッドを合わせても1475gとモデル名の1.5kgよりもさらに軽い数値となりました。

軽さをウリにしているシャープのEC-AR5X(本体0.85kg・スティック時1.2kg)とくらべるとやや重いですが、軽量のコードレス掃除機といっていいでしょう。

組み立ててみる

ハンディ
スティック

画像だとなかなか伝わりにくいですが、使ってみるとこれまでのダイソンの重いというイメージが覆されます。

わりと簡単にヘッドを高いところまで持ち上げることができます。「ダイソンも軽い掃除機を作ろうと思えば造れるんだぞ」そんな声が聞こえてきそうです。

滑り止めゴム付きで立てかけても滑りにくい

取り回しや排気・騒音など

取り回しなどを動画にしてみました。

これまでのダイソンも方向転換はスムーズでしたが、軽くなったことでさらに扱いやすくなった気がします。ただし、棚下などは相変わらず苦手な感はあります。

排気は軽量コンパクト化した分勢いが強いのかと思いきや、特別強いという印象は受けませんでした。個人的には十分許容範囲な気がします。

音はやっぱりコンパクトになった分大きいです。ややキーンという高音も耳につきます。ダイソンV10やV11、Digital slimなんかを使っていた人はうるさいと感じるでしょう。軽くてコンパクトで音も静かなんて掃除機は現時点では存在しないので妥協する必要があります。

音が少々うるさくて(吸引力も幾分落ちる)も軽いのがいいのか、重くても吸引力があって静かなものがいいのか自分の好みを振り返ってみる必要もあります。

吸引力レビュー

吸引力ですが、壁際の掃除では単純にヘッドを当てただけでは取り残しがあるものの、ヘッドの当てる位置によっては良く取れる位置があるのでそこを当てることで重曹を吸うことができました。

壁にヘッドを付けた状態から横にスライドさせると壁際のゴミもだいたい取れます。

シュレッダーにかけた紙や小さく切った消しゴムといった大きめのゴミを吸わせてみた感じは、ヘッドの開口部が広いので吸えることは吸えます。ですが紙くずはクリアビン手前のあたりで引っ掛かることがありますし、何せ集じん容量が0.2Lと少ないので大きめの物を吸わせたらすぐにいっぱいになってしまうのであまりおすすめしません。

マットに重曹20gを撒いてどのぐらい吸えるかという検証ではエコモードで10g、強モードで15gといった結果に。ゴミを掻き出す性能の高い掃除機だと15g以上は吸えるのでエコモードではやや力不足といった感じです。強モードではそこそこやれそうですが、5分という運転時間がネックです。とはいえ軽量かつ、あまりマットに向いていないソフトローラークリーナーヘッドということを考えれば検討しているとも言えます。

畳マットの目に小麦粉を刷り込んで吸わせてみたところ1往復では取り残しがあるもののエコモードでも繰り返し往復することで取り切ることができました。畳でも念入りやればエコモードで掃除できそうです。

ミニモーターヘッドで布団を掃除してみたところ、強モードだとブラシの回転が止まることがありました。シーツを吸い込んで回転が止まってしまったのかもしれません。ピンと張ってあるようなシーツなら止まらないかもしれませんし、シーツの厚みや素材も関係してくるかもしれません。

お手入れ

本体サイズがコンパクトになっているもののゴミ捨ての方式はV10以降のダイソンと変わりません。

クリアビンに装備されたスクレイパー(赤色のゴム)が本体のシュラウド(メッシュ部分)に付いたゴミをこそぎ落してくれるので手間が多少軽減されます。ゴミが付いて汚れやすいのはクリアビンの蓋の部分とか本体のゴムでできたヒダのような部分とか。

シュラウドは、重曹の細かい粒が詰まったり、コンビネーション隙間ノズルのブラシで掃除していたら毛が刺さって抜けたりとなんだかこれまでのダイソンと違う感じ。

シュラウドの比較

シュラウドの目が細かくなっている感があります。

サイクロンコーンの比較

軽量化にともなってサイクロンコーンの数も減ったのでシュラウドの目を細かくして対応ということでしょうか・・・うーんどうなんだろう。

重曹を吸わせたので粒がシュラウドの目に詰まってしまいましたが、普通に床を掃除してほこりなどを吸わせる分には効果を発揮するかもしれません。

黒いゴム部分に重曹の付着したフィルター

フィルター部分はめちゃくちゃ汚れたわけでもないのですが、黒いゴム部分には重曹が付着しており、サイクロンで分離しきれなかったことがわかります。ただし、1~2日間の使用では青い布の部分を指でこすっても埃が付着することはなく、普通に床を掃除する分にはすぐには汚れなさそうです。

本体側

本体側にも重曹が付着していました。

ただしDyson Digital Slimでもこんなもんだったと思います。また、今回は重曹を吸わせた結果なので、こちらも普通に床を掃除する分にはすぐにこんなに汚れたりはしないでしょう。

Dyson Micro 1.5kgのおすすめポイントマイナスポイント

おすすめポイント

  • とにかく軽くヘッドを浮かせて移動させるのも楽
  • 軽量モデルのわりに強モードでの吸引力はなかなか

マイナスポイント

  • 軽量化の影響で騒音は大きくなっている
  • 操作ボタンが持ち手部分から本体上部に移動された

これまでのダイソンから圧倒的に軽量コンパクト化されたのでかなり扱いやすさはあります。この機種は軽くて扱いやすい。これに尽きるでしょう。

ただし、ダイソンといえど吸引力を維持したまま軽量化というのは不可能なので吸引力、運転時間、騒音、集じん容量といったあたりの性能は落ちます。ステータスを軽量化に割り振った結果の1.5kgなのでその点はよく覚えておく必要があります。

操作ボタンが本体上部に配置されているのは個人的にはマイナスポイントかもこれまでは本体を持ったら持ち手部分にあるトリガーを引くだけで運転がはじまっていましたが、片手で本体を持ちつつもう片方の手で電源ボタンを押さなくてはなりません。

あとは電源がトリガー式からボタン式に変更になったのは評価が分かれるところです。トリガーを引き続けなくても良いのは指が疲れないのですが、トリガーを引いている時だけ運転できるというのはバッテリーの節約にもつながります。また、操作性の面では液晶画面も廃止されています。

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